WordPressテーマ「Lightning」はかなり前からコーポレートサイト、ビジネスサイトを作成する定番のテーマでした。
WordPress公式テーマにも登録されています。
私の知っているお客さまの中にも「Lightning」を使用しているコーポレートサイトを見かけます。
私のお客さまにも「Lightning」をご紹介したこともあります。
シンプルなサイトなら、このテーマで十分だと思います。
他のページでも紹介しているように、「いちばんやさしいWordPressの教本 第5版 5.x対応 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)」という初心者向けの本でとりあげられていて、WordPressでサイト制作をするための入門的なテーマとしては最高の選択肢です。
しかし、満足のいくコーポレートサイトを作り上げるためには、無料版では十分ではないかもしれません。
現在では、サブスク型の有料版「VektorPassport」が販売されています。
このページでは、無料版でどのようなことができるのか、検証していきます。
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もくじ
基本的なコーポレートサイトは無料版で大丈夫だが…
「theme3」ではシンプルなデモサイトを作ることで、WordPressテーマの使用感をはかっています。
テーマの中にはシンプルなものが苦手なテーマや簡単なものや色々です。
「Lightning」は比較的シンプルなものが容易に作成できるテーマでした。
しかし、デザイン的には大柄なので、このままではお金の頂ける仕事は無理だと思います。
「Lightning」の入手
無料版「Lightning」はWordPress公式ディレクトリから入手できます。
「外観」→「テーマ」→「Lightning」で検索してください。
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「Lightning」のインストール
「Lightning」が検索出来たら、マウスオーバーするとインストールボタンが表れます。
早速、インストールしてみましょう。
必須プラグインのインストール
「Lightning」には3つの必須プラグインが附属しています。
VK All in One Expansion Unit | Facebookページプラグインやソーシャルブックマーク、OGタグ、Twitterカードタグ、Google Analyticsタグなどの出力や、最新記事投稿ウィジェット、関連する投稿の挿入、各種ブロックなどがあります。 後述しますが、このプラグインによってカスタム投稿を設定することができます。 |
VK Block Patterns | 独自のブロックパターンを作成して登録する事ができます。 |
VK Blocks | Gutenbergのブロックを拡張するプラグインです。 |
ダッシュボードに表示される案内に従って、インストールしてください。
プラグインの有効化を忘れないようにしましょう。
「VK Block Patterns」は「VK Pattern Libraryのアカウント連携が設定されていません。」と警告を出しますが、「Dismiss」を押せば消えます。
無料版でも多くのパターンライブラリが使用できます。
子テーマのインストール
出典:https://training.vektor-inc.co.jp/
「Lightning」の子テーマはVEKTORのトレーニングサイト「ベクトレ」からダウンロードしてください。
「ベクトレ」は、Vektor,Inc. のテーマ・プラグインの使い方・カスタマイズや、WordPressのサイト運営及びWeb制作全般の知識を共有するオンライン学習サービスです。
このページのサイドバーに「Lightning」のカスタマイズのレッスンページへリンクがあります。
全ページ確認していただくと、よい学習になります。
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「VK All in One Expansion Unit」について
「Lightning」の必須プラグインの一つ「VK All in One Expansion Unit」が秀逸なので解説します。
このプラグインを入れるとカスタム投稿を簡単に設定できます。
また、ExUnitの機能でSEO関連も設定可能になります。
カスタム投稿を追加する
まず、「お知らせ」のカスタム投稿を追加してみます。
- 投稿タイプに「news」
- 有効にする設定を選択
- メニューの位置を「5」にすると「投稿」の下に表示されます。
- ブロックエディタ対応
- カスタム分類の分類「cat」にします。分類名を「カテゴリー」
カスタム分類名(スラッグ)を「category」にすると「投稿」の「カテゴリー」がなくなります。「category」以外を設定します。
- 最後にパーマリンク設定を保存します。
パーマリンク設定を保存しないと、お知らせのページがあっても「Not Found」になることがあります。
ExUnitを設定する
「ExUnit」は先にも記したようにSEO機能やCTA、広告など、サイトを運営する上で必要なあらゆる機能を提供します。
「ExUnit」は3つのタブからなっています。
- 「有効化設定」で使いたい機能をアクティブにします。
- 「メイン設定」で有効化した機能を設定します。
- 「CSSカスタマイズ」はCSSを追加できます。
「ExUnit」の設定可能な項目は以下。
●fontawasome link タグを出力 ●タイトルタグの書き換え ●再利用ブロック管理メニューの追加 ●管理バーにプラグインリンク追加 ●ソーシャルメディア連携 ●Google Analytics ●Google タグマネージャー ●メタディスクリプションタグを出力 ●構造化データ – 記事 ●構造化データ – パンくずリスト ●noindex 追加機能 ●ウィジェット ●投稿ループ前ウィジェットエリア ●デフォルトサムネイル画像 ●デフォルトサムネイル画像 ●CSSカスタマイズ ●子ページの一覧表示 ●先祖階層からの子ページリスト表示 ●お問い合わせセクション ●HTMLサイトマップの表示 ●Call To Action ●広告の挿入 ●関連記事 ●IEアラートの表示 ●XMLサイトマップ無効化 ●絵文字の無効化 ●管理バーメニュー ●カスタム投稿タイプマネージャー ●ページトップへ戻るボタン ●スムーススクロール ●Body class の追加 ●ナビメニューclassの改変 ●ページリストから指定ページを除外 ●CSS最適化 ●Contact Form 7 アセットファイル最適化 ●アイキャッチ画像自動挿入 ●ウィジェット有効化設定
本気で使うなら「Vektor Passport」を購入しよう
以上、見てきたように「Lightning」は無料版といえど、大変高機能なテーマであることが分かります。
しかし、デモサイトを作ってみると、デザイン的には貧弱と言わざるを得ません。
この欠点をサポートするのが有料版というわけです。
「Lightning」には全てそろった「Vektor Passport」というサブスクのサービスがあります。
パッケージとして提供される機能は主に3つあります。
- VK Pattern Library限定プレミアムパターン使い放題
- ブロック追加プラグインVK Blocks Pro
- テーマ機能拡張プラグイン Lightning G3 Pro Unit
- ライセンスキー(1つ)
- その他特典あり
VK Pattern Library | 「プレミアム」と記載されたデザインパターンをコピーペースト出来るようになります。サイトトップのデザインパターンも含まれます。 |
VK Blocks Pro | 「投稿リスト」が使えますので、固定ページをトップページにしたカスタマイズが容易になります。サイト制作には必須だと思います。 |
Lightning G3 Pro Unit | 「Lightning」に機能追加するプラグインです。オリジナルなサイト制作には必須の機能がたくさん搭載されます。 アクションフックの場所も表示可能になります。 |
ライセンスキー | 一つのライセンスキーで自身で制作・管理している複数のサイトを構築可能です。 |
その他特典 | ・フォーラムで質問できる ・学習の進捗が管理できる ・新製品β版を試せる |
販売価格 | ・ライセンス期間1年:9,900円 ・ライセンス期間3年:26,400円 ・ライセンス期間5年:39,600円 |
「Lightning G3 Pro Unit」は、アクションフックの場所が表示出来るのがいいです。「Lightning」の無料版だと「add action」をプログラムソースから探さないと分かりません。
「Vektor Passport」の詳細は以下のページでご確認ください。
「Lightning」に物足りなさを感じたら「Vektor Passport」を購入した方がよいでしょう。
サイト制作に必要十分な機能が全てそろっています。
「Vektor Passport」は、株式会社ベクトルのサイトから購入できます。