私は長い間HTML+CSSコーディングを「Coda 2」と「Espresso5」に頼ってきたのですが、両方とも2022年で終了してしまいました。
「Coda 2」の後継はサブスク型の「nova」というアプリがあります。
「Espresso5」にいたっては、どうなってしまったのか。サイトも見当たりません。
GUIでCSSが入力出来たりCSSの変化に対応したライブプレビューが確認できる面白いアプリだっただけに残念です。
どちらも「Flexbox」の「gap」がプレビューできなくなって、そろそろアップデートが欲しいと思っていたので、切り替え時だったのです。
という状況で「Visual Studio Code」に切り替えることにしました。
「Visual Studio Code」はすでにコーダーとしてデファクト・スタンダードになっているアプリケーションです。
機能拡張のためのプラグインが用意されているので、HTML+CSSコーディングにも対応しています。しかも無料で使用出来ます。
こんなのが出たら「Coda 2」や「nova」には未来がない気がします。
【PR】「Theme3」では、企業サイトのWordPressテーマに「 ワードプレステーマTCD 」をオススメしています。
WordPressテーマ「GENESIS」の詳細をTCDのページで見る
ブロックエディタ対応
カスタム投稿タイプ「お知らせ」「サービス(事業案内)」
SEO機能(metaタグ、OGP、高速化)他、機能多数。
ご購入は以下のバナーリンクページの購入ボタンをクリックしてください。
もくじ
Visual Studio Codeとは
Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoftが提供する無料でオープンソースのコードエディタです。
以下に主な特徴と機能をまとめてみます。
VS Codeは開発者のためのコーダーです。
およそ何でもできます。
HTML+CSSコーダーにとってはIntelliSense機能がうれしいです。
さらに「Git」が統合されたので、バージョン管理や差分の確認が容易になっています。
このあたりは、新たに学習しないといけないので、小規模サイトの構築が多い技術者には面倒かもしれません。
【PR】「Theme3」では、企業サイトのWordPressテーマに「 ワードプレステーマTCD 」をオススメしています。
WordPressテーマ「SOLARIS」の詳細をTCDのページで見る
レスポンシブ対応
カスタム投稿タイプ「お知らせ」「企業情報」「サービス」「プロジェクト」
高速化設定(絵文字読み込み・コード最適化)他、機能多数。
ご購入は以下のバナーリンクページの購入ボタンをクリックしてください。
Visual Studio Codeの標準機能Emmet
VS Codeで驚いたのは豊富なIntelliSense機能を提供している「Emmet」です。
「Emmet」はたくさんのショートコードを用意していて、簡単なコード入力でコードが補完されます。
例えば
div.content
と入力すれば
<div class=”content”></div>
と変換されます。
CSSだと
w10
と入力すれば
width: 10px;
と変換されます。
以下のサイトでチートシートが用意されているので参照してください。
あらゆるショートコードが用意されているので、慣れればコーディングの速度が爆速になるでしょう。
しかし、慣れるまでに時間がかかりそうです。
【PR】「Theme3」では、企業サイトのWordPressテーマに「 ワードプレステーマTCD 」をオススメしています。
WordPressテーマ「GENESIS」の詳細をTCDのページで見る
ブロックエディタ対応
カスタム投稿タイプ「お知らせ」「サービス(事業案内)」
SEO機能(metaタグ、OGP、高速化)他、機能多数。
ご購入は以下のバナーリンクページの購入ボタンをクリックしてください。
HTML+CSS編集用のプラグイン
私の場合、VS Codeを使用する目的はHTML+CSS編集です。
そこで、目的のために最適化してみます。
VS Codeは様々なプラグインがありますので、HTML+CSS編集用のプラグインを導入するだけです。
いくつか紹介します。
Prettier
Prettierは自動でインデントをいれてくれる、フォーマッティング用の機能拡張です。
見やすいコードを作るためには必須です。
右クリックでコマンドビューを表示し「ドキュメントのフォーマット」またはショートカットでソースコードをフォーマッティングします。
Live Server
Live Serverはクリックするだけでローカルサーバーを構築し、ブラウザーでプレビューしてくれます。
VS Codeはウインドウ下部にステータスバーが表示されています。
その「Go Live」をクリックします。
するとブラウザーで表示してくれます。
ローカルサーバーが構築されているので、サーバーにアップしないと操作しないスクリプトも機能します。
CSS Peek
HTMLで使用されているCSS定義ファイルを呼び出すことができます。
ソースのCSS名を右クリック→「ピーク」→「定義をここに表示」すると…
以下の様にソース上にCSSを表示してくれます。
これは便利です。
Image preview
画像ファイルのパスをマウスオーバーすると画像をプレビューしてくれます。
Aoto Rename Tag
例えば<div>タグを<section>タグに変更したいような場合、エンドタグを同時に書き換えてくれます。
<div>タグを<section>タグに変更すると同時にエンドタグも</section>に変更されます。
HTML CSS Support
リンクしてあるCSSで定義した属性の候補を表示してくれます。
CSSのリンクパスに「?」でバージョン情報などを書いている場合は機能しません。
Highlight Matching Tag
開始タグと終了タグをハイライトしてくれます。
Live Preview
私がどうしても欲しかったのはプレビュー機能です。
Live Serverはブラウザー上でプレビューするため、VS Codeのウインドウから離れてしまいます。
Live Previewをインストールすると、VS Codeのウインドウ内でプレビューしてくれます。
ソース上部の「プレビューの表示」マークをクリックします。
GitLens
VS CodeはGitをサポートしていますので、差分の表示やバージョン管理も可能です。
まとめ
以上、HTML+CSS編集に最適化したVS Codeを簡単に紹介いたしました。
VS Code1本で、他のツールはいらないでしょう。
今回紹介しきれなかった、便利な機能やプラグインが、まだまだ、たくさんあります。
「VS Code」「Visual Studio Code」で検索すると多くのユーザーがノウハウを公開しています。
この便利なツールを使い倒しましょう。
VS Codeはシンプルで軽量なエディタでありながら、高速かつパフォーマンスが優れています。
言語のサポートが豊富で、JavaScript、TypeScript、Python、Java、C#など、多くのプログラミング言語に対応しています。
拡張機能を利用して機能を追加できます。豊富な拡張機能のエコシステムが存在し、ユーザーが必要なツールや言語サポートを追加できます。
エディタ内に統合されたターミナルを利用でき、コードのビルドやデバッグ、シェルの実行が容易です。
内蔵のデバッガを使用して、様々な言語でコードのデバッグが可能です。
Gitが組み込まれており、リポジトリのクローン、コミット、プッシュ、プルなどがエディタ内で行えます。
豊富なテーマやカラーリングオプションが用意されており、ユーザーエクスペリエンスをカスタマイズできます。
コード補完、リアルタイムのエラーチェック、変数のホバーなど、豊富なIntelliSense機能が利用できます。